楽天は、ジェネシスヘルスケアから約14億円の第三者割当増資を引き受け、ジェネシスヘルスケアに出資したと発表した。楽天 代表取締役会長兼社長の三木谷浩史氏がジェネシスヘルスケアの社外取締役に!
ジェネシスヘルスケアはかねて遺伝子解析事業を手掛けており国内最大規模をうたう約52万人分の遺伝情報データベースを保有している。2020年に100万人分に到達することを狙い、医療や研究機関など広範囲に向けてサービスを提供できるよう研究を進めているという。民間向けには検査キット「GeneLife」(ジーンライフ)を提供している。
今回の出資に関して、ジェネシスヘルスケア株式会社代表取締役の佐藤バラン伊里は次のように述べています。
「日本を代表するインターネットサービス企業である楽天からの出資は、次世代の遺伝情報サービスの実現に向けた大きな後押しとなるでしょう。個人が遺伝情報から潜在的な体質を知り、活用することは従来のヘルスケアに大きな変革をもたらします。今後、デジタルヘルス市場において、個人や企業のセルフメディテーションの推進に大きく貢献できると考えています」
楽天株式会社代表取締役会長兼社長の三木谷浩史氏は以下のように述べています。
「日本が抱える医療費削減や健康意識向上などに向けた課題解決には、ジェネシスヘルスケアの遺伝子解析のような未来技術を活用し、社会にセルフメディケーションの概念を浸透させていくことが必要です。今回の出資により、日本における遺伝子検査サービスに対する理解と普及において、ジェネシスヘルスケアが中心的な役割を果たしていく一助となることを期待しています」。